本日の掛け軸と茶花

本日のお軸は「邂逅(かいこう)」出会いや巡り合いといった意味です。

昨年の納涼茶会でも使用しました。

花入れは船、花は近所の公園から摘んできたものです。
(ゴールデンカップの仲間?)
邂逅の掛軸

花入れの船ですが、実はその舳先がどっちに向いているかで意味が変わります。

今回は軸先が右(掛軸の方)に向いていて、さらに軸先が少し上に上がっています。
ということでこれは「出船」となります。

反対に左向き(下座)で軸先が少し下がっているなら「入船」です。

出船では花のつるは船を漕ぐ「櫓(ろ)」を表し、左側に来るように。
入船ならつるの向きも反対に右側へきます。

出船は出発や旅立ち、卒業式とか就職とか?そんな時に生けます。

反対に入船は港に帰ってくる船ですので、正月など宝船が宝を積んで来るとか
あとはお客を迎える時に玄関に生けたり。

今回は彦星が織姫に会うために天の川を船で渡っていく、そんな情景です。

七夕伝説では船に乗るとかいう設定は無いんですけどね。
ま、そこは「船貸してあげよっか?」みたいな松原先生の優しさということで(笑)