今週の和菓子(亥の子餅)

今週のお稽古でのお菓子は亥の子餅(いのこもち)でした。玄猪餅(げんちょもち)とも言うそうです。
亥の子餅(いのこもち)
猪はたくさん子供を産そうで、亥の子(亥の月亥の日)の亥の刻に、亥の子餅を食べると無病息災、

さらに、子孫も繁栄すると言われていたそうです。

ちなみに亥(い)の月は旧暦の10月、亥の刻は午後10時を中心とする2時間です。

今年の亥の子(亥の月亥の日)は、新暦の11/9、11/21です。

こちらは亥の子餅を割ったところ。
亥の子餅の中身

中身は栗、つぶあん、あわ、ひえ、求肥にゴマ、あとはクルミっぽいのも入ってました。

求肥と書きましたが、求肥ってのは練って作る餅の一種で和菓子にはよく使われます。

分かりやすいので言うと、生八つ橋なんかがそうです。

で、前回「お茶の道具の紹介」でチラっと書いたのですが、茶道では取り合わせを大事にします。

この季節はお菓子に亥の子餅を使うのは定番なので、

水差しはこちらを使用しました。
臼の形をした水差し
何かに似てますよね。フタのつまみ部分はこうです!
杵の形をしたフタ
そうです。餅をつく杵(きね)と臼(うす)の形をした水差しです。

茶道では全ての道具で1つのドラマを作ります。

亥の子餅が入っている菓子器はナスの形をしています。秋のものですね。

道具を全て見て「だからここではこれを使ったのか!」と思うのも楽しみのひとつです。